まぶしいほどの若葉の季節！気持ちの良い晴天の下、I様邸の地鎮祭が無事行われました！

写真をご覧になって、「あれっ？！」と思われた方はいらっしゃいませんか？

そうです。I様邸の地鎮祭に、宮司さんがお二人いらしてくださったのです。

 

 

実は、I様が地元の神社に地鎮祭を依頼されたところ、ちょうど今年の４月から、

新しい宮司さんに代わられたとのこと。

就任したばかりのまだお若い宮司さん（しかも女性）にとっては、初めての地鎮祭という

ことで、前任（引退された）の宮司さんも一緒に来てくださったのです。

ベテランの宮司さんの頼もしい修法と、新任の宮司さんの初々しい修法、同じ所作を２回

づつという何とも丁寧な、ありがたい、感謝でいっぱいの地鎮祭となりました。

 

 

地鎮祭は工事が始まる前の大切な儀式。

地鎮の最初の儀式は「刈初め（かりそめ）の儀」。敷地に見立てた砂山から草を刈り取り、

地の神様に工事のご挨拶をさせていただきます。

 

 

次に、お施主様による「穿ち初め（うがちぞめ）の儀」が行われました。

地鎮祭には（上棟式にも）リハーサルがありませんので、お施主様は皆さん少々緊張気味

で所作をなさいますが、I様の所作はとっても落ち着いた所作でした！

I様、本日の大役、お疲れ様でした。ありがとうございました！

 

 

地鎮の最後は、施工者による「地曵き（じびき）の儀」。鋤（すき）を持って、土を掬う

所作が行われます。

I様邸の施工を担ってくださいますのは、いつもお世話になっている阿部建築さん！

設計士の松本さんも私たちも、全幅の信頼を寄せる阿部棟梁は、いつも誠実で心のこもった

温かなお仕事をしてくださる、頼もしいパートナーさんです！

 

 

二人の宮司さんによる「四方固めの儀」。

新人の宮司さんにお手本を示すかのように、丁寧な丁寧な所作をなさる前任の宮司さん。

新人の宮司さんも、初めての地鎮祭を一生懸命に務めていらっしゃるようでした。

お二人の所作を、地の神様も心から歓ばれて、I様邸の工事の安全を温かく見守ってくださる

ことでしょう。

私たちも本当にありがたく、力強く工事のスタートを切ることができました！

 

厳かな時間が流れ、I様邸の地鎮祭は無事終了しました。

歓びの日に、記念写真をパチリ！皆さん素敵な笑顔でした！

いよいよ工事のスタートです。お家の完成まで、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

I様邸の広々とした（広大な、とも言えるような）お庭。植栽が見事です！

南側の門から入り、このアプローチをゆっくりとお庭の植栽を楽しみながら玄関へ。

 

 

I様邸は、このお庭の四季の移ろいを楽しめるように、設計されています。

完成が今から楽しみです♪

 

 

「地鎮祭の日の朝に、朴の木（↑の写真の中で一番高い木）の花が咲いたのよ！」と、I様の

お母さまが嬉しそうに教えてくださいました。

木の傍まで連れて行ってくださり、「ほら、ほら、黄色い花が幾つも咲いているでしょ」と。

朴の木も、今日の日を喜んで、寿いでいるかのよう♪