先日（5月27日）、和歌山市新庄のI様邸が、無事上棟を終えました！

当日は雨の予報でしたので、お天気が一番の心配事だったのですが、終日薄曇り。

雨も降らず、暑くもなく、涼しい風が心地良いという、職人さんたちが最も願う、

最高に嬉しい上棟日和となりました♪

 

 

手伝いの職人さんも含めて、総勢９名の職人さんたちの、パワー溢れる働きで、建物が

グングン組み上がっていきます！

I様邸は、軒や下屋を深く取った、落ち着いたイメージの外観になります。隣家でお住まいの

I様のご両親様のお家（木造の日本家屋）に合わせたいという、I様のご希望でした。

軒や庇（ひさし）は、直射日光や風雨を防ぎますので、外壁が傷みにくく、家が長持ち

するという利点があります。

 

 

↑こちら側（建物の南側）が、I様邸の正面になります。向かって左側が玄関です。

南側には広々とした（広大なと言っても、過言ではないような）お庭があり、立派な門が

あります。

「お客様には門から入っていただいて、アプローチをお庭の植栽を楽しみながら玄関へ」、

というI様のご希望から、玄関が南側にあるプランとなりました。

写真の向かって右側に、進行を優しく見守る、設計士の松本さんが写っていました！

 

 

クレーンで吊り上げられた最上部の棟木（屋根を支える部材）が、家に固定されました。

I様ご一家を代表して、I様の息子さんが棟に上り、「上棟の儀式」に臨んで（木槌で棟木を

トントンと打つ）くださいました！

 

 

上棟は、家を建てる中でも大切な工程の一つです。だからこそ無事終わったことをお祝い

して、上棟式を行います。

↑の写真は、「四方固めの儀」をしてくださっているところ。お施主様と棟梁が、家の

四方に、お酒とお米とお塩を撒いて、家のお清めをしてくださいました。

 

 

段々と家の形が現れてくるのが、本当に嬉しくて、ドキドキ・ワクワク！

I様邸の1階床面積は、約９m×９mの大きさ。建物が立ち上がってくると、その大きさを

実感します。

お施主様も、「思っていたより、大きいですね」と、ちょっとびっくりされたようです。

 

 

阿部棟梁の下、気心の知れたお仲間のチームワークもバッチリで、流れるように作業は

進み、余裕で本日の作業を終えることができました。

屋根のルーフィングも貼り終わり、もういつ雨が降っても大丈夫です！

 

 

お施主様と職人さんたちと、みんなで上棟の歓びを分かち合うことができ、本当に幸せでした。

お施主様の笑顔、設計士さんの笑顔、棟梁の笑顔、ひとりひとりの職人さんの笑顔、、、。

多くの手を借りて作り上げられていく住まいに、愛おしさが募ります。

お施主様から、職人さんひとりひとりに、お心のこもったご祝儀をいただき、ありがとう

ございました。心よりお礼申し上げます。

 

 

朝から上棟を見守ってくださったお施主様、本当にありがとうございました。

素敵なお家の完成を目指して、これからも皆で力を合わせて頑張ります！