新緑のまぶしい初夏の佳き日、和歌山市内のI様邸の地鎮祭が無事執り行われました♪

昨年から、お打ち合わせを重ねてきましたが、いよいよ現場がスタートします！

 

お施主様のI様ご夫妻は、ご夫妻とそれぞれのご両親が三世帯で住めるお家の新築を

考えていらっしゃいました。加えて、既に独立されている子どもさんたちのご家族が、

ゆっくり遊びに来られるお家がご希望でした。よく皆さんで集まって、賑やかに

過ごされるそうです♪

 

地鎮祭には、ご主人様のお父様も、参列してくださいました！

 

 

さて地鎮祭とは、建物の建設が始まる前に、その土地の神様を祀り、工事の無事と、

土地建物が末永く安全・堅固であることを祈願する儀式です。

 

写真（↑）は、”刈初（かりぞめ）の儀”で、鎌を持ち草を刈る所作をなさる設計士の

松本さんです。

 

I様邸では、”お施主様とそれぞれのご両親が一緒に住まれる家”ということで、ご夫妻と

それぞれのご両親との関係や、お孫さんと祖父母の関係など、色々なことに心を砕かれて

設計なさったのでしょう。図面の中にご家族のことを思う、松本さんの思いやりや心配りが

溢れていて、こちらの琴線にそっと触れてくるものでした。

 

落ち着きのある、気持ちの良い居場所があちこちに用意されていて、大人同士が程よく

プライバシーを保ちながら暮らせる工夫は、ご両親様にもきっと喜んでいただけると思います！

 

 

”穿初（うがちぞめ）の儀”で、鍬を使い、盛り砂を掘り起こす所作を行うお施主様のI様。

 

地鎮祭の後に、奥様がこっそり教えてくださったのですが、とってもお優しいご主人様で、

車を運転中のある時、道路の真ん中にじっとうずくまっているカエルを、わざわざ車を

降りて、放してあげたこともあるそうです（うわ～やさしい～♡♡♡）。

 

一緒に暮らす２匹の犬さん、６匹の猫さんも、ご主人様の希望で、増えていったのだそうです♪

 

儀式中、鍬で土を掘り起こす所作の時、「エイ、エイ、エイ！」と掛け声をかけるのですが、

ご主人様の「エイ、エイ、エイ」は、やさしい、やさしい「エイ、エイ、エイ」でした(^^♪

 

 

最後に、”土均（つちならし）の儀”で、鋤で土をならす所作をなさるのは、施工者

阿部建築の阿部棟梁です。

 

私たちが全幅の信頼を寄せる棟梁の阿部さんは、ご自分の仕事に信念と誇りを持ち、

親身で温かな仕事で、いつも私たちを助けてくださる素晴らしい棟梁です！

 

I様邸では、私たちが初めてさせていただくこともあり、阿部さんを心から頼りに

しております！どうぞよろしくお願いいたします！

 

 

”玉串奉奠（たまぐしほうてん）”で、玉串を捧げて祈られているのは、I様の奥様です。

 

オシャレで、とっても素敵なI様ご夫妻。とてもお孫さんがいらっしゃるようには見え

ません（実際、モデルハウスご見学の折には、お孫さんのことをご夫妻の息子さんと

思っていました！）が、実は小学校と幼稚園に通うお孫さんがおられます。

 

新築のお土地も、お孫さんたちの住む家の近くでお探しだったところ、なんと！お孫

さんたちが通う小学校と幼稚園の隣に土地が見つかって、ここに！と決められたそうです♪

 

新築のお家には、I様ご夫妻からお孫さんたちへの、”サプライズプレゼント”が計画され

ています♪ご主人様が選ばれた、お孫さん用の手洗いの”かわいらしさ”といったら♡

それを見つけた時の笑顔や、駆け寄って、小さな手を熱心に洗う姿が目に浮かぶようです♡♡

 

この日、幼稚園と小学校を眺めながら、「あっちからも、こっちからも、帰ってくるやろ、

うふふ～」と、楽し気につぶやかれた、嬉しくてたまらないという奥様の笑顔が、

一番心に残っています。

 

 

無事、お式が終了した後、記念写真を撮らせていただきました。

I様からは、ブログへの掲載もご快諾いただき、ありがとうございます。感謝でいっぱいで

おります！！！

 

 

 

まだまだ決めなければいけないことが沢山あって、地鎮祭の後にも打ち合わせをさせて

いただきました。I様、ありがとうございました。

 

建築業界では”ウッドショック”が、かなり深刻な状況になってきました。昨年の今頃は、

やはりコロナの影響で、住宅設備機器の材料不足に悩まされましたが、みんなで力を

合わせて、無事乗り越えることができました。

”ウッドショック”も、きっと大丈夫！　みんなで力を合わせて頑張ります！