「室内はできるだけ明るくしたい」
新しい住まいに対する要望で・・「収納がたくさんほしい」と同じぐらい、よく聞く話です。
昼間でも電気をつけなくていいような家が理想ですし、明るい家は悪いはずがありません。
ならば!という事で・・・壁一面にガラスの窓を配置したり、これでもか!というぐらい
ありとあらゆるところに大きな窓を配置している家があります。
雑誌に掲載されるような建築家が手掛けたような家や、ハウスメーカーの家でも、たまに見かけます。
でも・・本当に窓は大きければそれでいいのでしょうか?
私はこれには少し疑問をいだいています。
なぜなら、窓は決して壁ではありません(当然ですが)
という事は・・
壁のように、暑さ寒さをしのぐための断熱材も入っていないということになります。
いくら最近のサッシが断熱効果が高くなったとはいえ、さすがに壁の断熱効果にはかないません。
では窓は小さいほうがいいのか?ということになりますが・・そうゆう極端な話ではなく、
それぞれの窓に「絶対的な理由」をもって設計してほしいということです。
なんとなく外観がかっこいいから・・とか、ないよりあったほうがいいから・・とか、
そんな窓ならいっその事、ないほうがいいのではないかと考えるのです。(サッシ代も高いですし)
もちろんほとんどの設計士は上記のような無駄な窓はつけないでしょうが・・。
まず窓の目的には3つあることをぜひ覚えておいてください。
① 視認(外をみる、外からみえる)
② 採光(室内に光をとりこむ)
③ 通風(風をとりこむ)
すべの要素をそなえた窓ならいいというわけでもなく、採光と通風は取り入れても
プライバシーを守るため、視認はさえぎるなど・・
一つ一つの窓を、丁寧にチェックする必要があります。
設計士だから、プロだから安心・・ではなくて、そこに住む自分自身でも
必ずひとつひとつ考えてチェックしてくだい。
上記の3つのポイントをおさえれば、無駄や必要が自然とわかるので、ぜひお試しください。
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